
2026年7月29日、WEB AI最適化研究所で進めてきた、 6つの専門AIエージェントによるWeb制作ワークフローの構築と接続検証が完了しました。
今回構築したのは、私自身がHuman Directorとして全体を統括し、 6つのAIエージェントが専門分野ごとに役割を分担する、 Human-in-the-Loop型のWeb制作チームです。
構想の原点はWeb制作会社の経営経験
この構想の原点は、私がWeb制作会社を創業し、 約10年間経営した経験にあります。
Web制作は、デザインやコーディングだけで完結する仕事ではありません。 顧客の目的を理解し、企画、調査、SEO、コンテンツ制作、 デザイン、品質確認を、それぞれの専門性を持つメンバーが連携して進めます。
その業務構造と役割分担を、次の6つの専門AIエージェントとして再設計しました。
- WD-01 / Web Director
- SEO-02 / SEO Agent
- AIO-03 / AIO Agent
- RM-04 / Research & Marketing Agent
- CW-05 / Copywriter Agent
- WDES-06 / Web Designer Agent
私自身はMike / Human Directorとして、 方針決定、品質確認、最終判断、外部操作前の承認を担当します。
n8n上で全56ノードを接続
各AIエージェントはn8n上で一つのワークフローとして接続されています。 Web Directorが最初に全体計画を作成し、各専門エージェントの成果を受け取り、 最後に統合とレビューを行います。
最終版では、全56ノードが正常に完了しました。
- Geminiによる処理:7回
- Schema検証:7段階
- Semantic検証:7段階
- バランス型JSON抽出:7段階
- Canonicalize:4段階
すべての工程を通過し、 Workflow executed successfullyを確認しています。
構築中に発生した問題と改善
検証中には、APIの利用制限、Service unavailable、 JSON構文エラーなども発生しました。
そこで、処理間の待機、エラー時の自動リトライ、 出力構造の見直し、JSONテンプレートの固定化などを行い、 ワークフロー全体が安定して完了する状態まで改善しました。
AIにすべてを任せない設計
この仕組みは、AIだけで外部公開やWebサイト更新を行う 完全自動型のシステムではありません。
AIエージェントは、調査、整理、提案、文章設計、 デザイン設計などを支援しますが、 最終的な判断と責任は人間が担います。
Webサイトへの公開、既存ページの更新、メール送信などの外部操作は、 Human DirectorであるMikeの確認と承認なしには実行しません。
現在は研究開発・実験段階
今回完了したのは、顧客案件への導入実績ではありません。
Web制作会社の専門分業をAIエージェントで再構成し、 Human-in-the-Loop型の制作チームとして成立するかを検証した、 研究開発・実験段階の取り組みです。
ただし、ビジネス側の経験や業務知識をもとに、 AIを活用して構想、設計、構築、検証まで進められることを、 一つの形として示すことができました。
AIエージェントチームの紹介
7人体制の考え方や各AIエージェントの役割については、 常設ページでご紹介しています。
人の経験とAIの力を掛け合わせ、成果につながるWebサイトをつくる。 WEB AI最適化研究所では、今後もAI-Ready Website、SEO、AIO、 Human-in-the-Loopをテーマに研究と検証を続けていきます。