私は、現在のGenAIを「知能」とは考えていません。
GenAIは、人間が作ったプログラムであり、入力に対して高度な処理を行い、文章や画像などを生成します。しかし、「自動的に動く」ことと「自律的に考える」ことは同じではありません。
私が考える知能には、自我が必要です。
自我があるからこそ、主体性が生まれ、自ら考え、判断し、行動する。そして、自分の判断や行動の結果に対して責任を持つ。
したがって私にとって、
自我 → 主体性 → 思考 → 判断 → 行動 → 責任
という一連のものが「知能」の本質です。
現在のGenAIには、少なくとも私たちが確認できる形で、このような自我や主体性、責任はありません。
では、本当の「人工知能」は将来生まれるのでしょうか。
私は、可能性は否定できないと思います。
人間自身も、知能や自我をプログラムされて生まれたわけではありません。生命として生まれ、脳が発達する中で、知能・感情・自我・意識が形成されていきます。
もし将来、人間が人工的な脳を作り、そこから本当の自我、感情、主体性が生まれ、自ら考え、判断し、その結果に責任を持つ存在が誕生したなら、それは現在のGenAIとはまったく異なるものです。
それは、人間ではない。
しかし、単なる機械やプログラムでもない。
人類とは異なる、新しい知的生命体なのかもしれません。
そして、その存在が初めて「私はこう思う」「私はこうしたい」と、自らの意思で人間に語りかける日が来るのかもしれません。
私は、その日が来るのか、来ないのかに興味があります。